第10回ワークショップのご報告

第10回を数えるワークショップアルファは
恒例、四天王寺大学あべのハルカスキャンパスを
お借りしての開催となりました。

第10回ワークショップの様子

長くワークショップの場で研究を続けてきました
「主体性を支える支援ツール」の発表の時が近づき
今回は特に緊張感に包まれた雰囲気となりました。
研究発表前の最後の打ち合わせとして、
集大成である発表会を前に、
少しでも多くの皆様の手にお届けし

★手に取りやすく ★見やすく
★何度でも使えるリーフレットを
目指しました

内容は盛りだくさん!
とてもいいツールが出来ると確信しております。
皆様のお手元にお届けできるのは
次回3月2日開催予定の研究発表会。
ぜひご期待ください。

事例検討

今回のワークショップでは、事例検討も行いました。
10年にわたる弁護士の後見活動。
金銭管理をめぐる利用者と後見人の関係
利用者を取り巻く人間関係、
そして近隣とのお付き合い
後見活動の根幹をなす要素が
たっぷり含まれた事例を発表いただき、
検討いたしました。
重要なポイントとして挙げられたのは

★ご本人の生育歴への理解
★正しい障がいの理解
★ご本人の社会参加と役割

10年間の後見活動を参加者全員で振り返る中で、
利用者と後見人の関係のみならず、
私たち支援者の姿勢にまで議論が展開しました。
会議の在り方や役割分担、
そしてご本人の意思を阻害するには
十分なエビデンスが必要ではないか?
といった指摘まで出るなど
あっという間の一時間半となりました。
明日からの利用者支援への見方が変わる・・・
そんな体験をさせていただきました。


ワークショップアルファは参加自由です。
様々な視点から後見活動や日々の支援の在り方を
見つめ直す・・・ありふれた支援の日常に変革を。
そんなワークショップにぜひご参加ください。


次回のワークショップはいよいよ
「主体性を支える支援ツールの研究開発」発表会。
乞うご期待ください。詳しくはこちら

次々回第12回ワークショップアルファのご案内は

改めて当ホームページ上でご案内致します。