第6回ワークショップ

7月15日のご報告

回を追うごとに参加者も増え、
盛り上がりを見せるお馴染みのワークショップ。
今回は7月15日(土)の午前10時~、
あべのアルカス23階研修室で開催致しました。
休日の午前にもかかわらず、
多様な専門職の方々19名の参加を頂き、
グループワークを含みながらの約2時間、
充実の時間を過ごしました!

今回のアルファでは
2つの大きな報告と実践が行われました。
一つは・・・
大阪府下で運営されている法人後見受任団体による
初の会合(7月6日開催)の模様が報告されました。
成年後見人等を受任している法人は、様々な地域で、
そして様々な理念のもと活動されていますが、
今日に至るまで繋がりや連携という意味において
相互の交流等の場はありませんでした。
従って、今回行われた会合は大阪初!
しかも5法人も一同に集まることが出来ました。

この会合では、
・それぞれの法人が抱えている課題に共通点があること
・一つ一つの課題を克服していけるような具体的な取り組みを一緒に進めること
・11月に法人後見団体を主体とする研修会を実施し、法人後見をもっと知っていただく場を設けよう
などが決まりました。
この会合の名称は「大阪法人後見協議会」に決定!
少々固いですが愛称も考えていきたいところです。

アイデアがありましたらどしどしお寄せください。

なお、新たに発足した協議会は
当財団法人を事務局として後方から応援して参ります。

そしてもう一つは・・・
四天王寺大学と共同で進めている「主体性を支える意思決定支援ツール」の研究・開発について、

模擬事例を設定し実際に使ってみよう!ということで、

今回のアルファでは実際にグループワークを実施・検討を行いました。
しかし・・・認知症高齢者や障がいのある方の意思決定を支えるって本当に難しい、ということが明らかに。
中には「いや~このツールはハードルが高い!」
といった声も聞かれ困惑される参加者も。
実は日々の支援の中で意思決定を支えるツールとして活用するには、理論的な側面の他、

数々の実践の場を設けて“使えるツール”に磨き上げていく作業が必要なことが
よ~く理解されました。
まだまだ検討が必要・・・
そんな理解の進んだ場となりました。

「主体性を支える意思決定支援ツール」の研究は、
11月に開催を予定しております法人後見協議会主催の研修会で中間報告を行うことが決定しました。
この研修会で実りある報告が出来るよう、少し焦りも感じながら、さらに取り組みを進めていく所存です。

ワークショップ緊急開催のお知らせ


緊急開催!
「主体性を支える支援ツール」の研究・開発を
さらに進めるワークショップアルファ
8月19日(土曜日)午前10時~
会場:あべのハルカス23階四天王寺大学
あべのハルカスキャンパス
学びを深めたい方はぜひご参加ください。

定例第7回ワークショップアルファは、
現在、日程、会場を調整中です。